第20回三重県女子オープンゴルフ選手権競技
兼 国スポ・スポーツマスターズ三重大会
2026年6月24日(水)
会場/メナードカントリークラブ青山コース
国スポ・プロ一般の部 6086yd Par72
マスターズ・プロシニアの部 5575yd Par72
参加人数/合計61名(うち欠場2名)
プロ(シニアの部)8名、プロ(一般の部)9名
国スポの部 12名(うち欠場1名)、マスターズの部 32名(うち欠場1名)
天候/曇り
プロの部/一般・橋本遥選手(メナードCC青山推薦)
<プロシニアの部/鈴木佳恵選手(東名古屋CC)
<国スポの部/松田雫選手(中京大)
<マスターズの部/宮下奈美選手(フォレスト芸濃GC)
メナードCC青山コース開場50周年を記念し、優勝賞金アップ、副賞の化粧品も!!

第20回を迎えた三重県女子オープンは、メナードカントリークラブ青山コースを舞台に開催された。朝から曇り空で風は冷たく、気温も21度までしか上がらなかった。
プロは一般の部とシニアの部、アマチュアは国スポの部とマスターズの部と全部で4部門での戦いとなった今大会。会場のメナードカントリークラブ青山コースが開場50周年を記念して、プロの優勝賞金をはじめ、参加賞や副賞のメナード化粧品などを通常の女子オープンに追加する形で提供した。これにより、プロ一般の部の優勝賞金は60万円、プロシニアの部の優勝賞金は40万円となった。表彰式では三重県ゴルフ連盟・諏訪副会長の挨拶に続き、日本メナード化粧品株式会社の久保木常務取締役より挨拶があり、選手たちに副賞などが贈られた。
また、クラブハウスではイベント「ビューティハンドケア」が行われた。メナード化粧品によるハンドマッサージ無料体験で、選手たちはラウンド後にホッとするひと時を過ごした。
◆プロの部・一般◆
(優勝賞金60万円)
橋本遥選手が2アンダーで初優勝。
後半になるにつれてショット好調に。USLPGAティーチングA級プロ優勝
橋本遥(メナードCC青山推薦) 70=34、36

アウトからスタートし、前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーで折り返した橋本選手は、後半の4番で下から4メートルのバーディパットを決めると、続く5番も連続でバーディを奪い、2アンダーをマークした。「このコースは初めてで、トリッキーでびっくりしましたが、私はこういうトリッキーなのが好きなので良かった。ショットは後半に向けて徐々に良くなってきて、いいパーが取れるようになって、バーディにつながりました」と今日を振り返った。
橋本選手は名古屋市出身の32歳。ジュニア時代に活躍した後、プロを目指した。ショットのイップスもあって、なかなか思うようなゴルフができなかった時期もあったが、2022年からUSLPGAのティーチング資格の取得を決意。3年かけて25年にクラスAのライセンスを取得した。「コロナ後はズームで授業が受けられるようになったので挑戦しました。最新の情報を知ることもできたし、自分のゴルフの役にも立ちました。A級を持っているとアメリカの試合のマンデー出場権もあるし、将来はアメリカに住むことも視野にあります。もっと早くに取れば良かったなあ(笑)」。幼い頃から長くゴルフを続ける中で、山あり谷あり、そして新たな道を見つけてきた橋本選手は輝いていた。小学生時代から橋本選手を知る記者にとっても嬉しい優勝だった。◆プロの部・シニア◆
鈴木佳恵選手が1アンダーでタイトル獲得
優勝 鈴木佳恵(東名古屋CC) 71=35、36

アウトからスタートした。2番を3パットのボギーとしたが、5番、7番、12番でバーディ奪取、14番をボギーとし、1アンダーでの優勝だった。「このところショットの調子が悪かったんですが、今日は良くて自分的には気分よく振れました」と鈴木選手。実は今年の2月にドライバーが割れてしまい、新しいもので調整を始めたがうまくいかず、結局、以前の型を中古で探した。そのドライバーを今大会で使用、功を奏した。「私の飛距離は200から210くらいでレジェンズの中では飛ぶ方ではないけれど、今日の距離だとうまくできました。スプーンも結構使ったし。ただ、パーオンとしては後半は良くなかった。もう少しバーディが取れると良かったかな」と振り返った。
鈴木選手は2年前のレジェンズツアーで優勝。今年はまだ成績が出ていないため、今回の賞金は嬉しい限りだ。「こういうミニツアーはとても助かります。今回はメナード化粧品の副賞もあって、お肌ツルツルになっちゃいますね(笑)」。明るく素敵な54歳だ。
◆国スポの部◆
同スコアに3人。大学1年の松田雫選手が初優勝を飾る。
優勝 松田雫(中京大) 71=35、36
2位 安井愛(メナードCC推薦) 71=35、36
3位 木下陽菜子(久居中) 71=34、37
※タイが生じたためマッチングスコアカードにより決定した。
優勝 松田雫選手(中京大1年) 71=35、36
1アンダー、71ストロークで3人が並んだ一般の部。規定により、マッチングスコアカードで順位が決定され、松田選手が優勝を掴んだ。 インからスタート。13番パー3、14番パー4を連続ボギーとしたが、16番パー4でグリーン奥15メートルからチップインバーディを奪った。そして、このバーディがマッチングの勝因となった。後半は2番パー4で1メートルにつけてのバーディだった。「今日はショットが良くなくて、グリーンに乗っても7、8メートルを残すことも多く、チャンスが少なかった」と松田選手。三重県津田学園高からこの春、中京大に進学。学連の多くの競技にも出場しているが、「アンダーパーは4月以来で久しぶりです」とのことだった。 2位
安井愛選手(メナードCC推薦・大阪体育大4年) 71=35、36
インスタートの2組目からスタートした安井選手は、前半をイーブンパーで折り返すと、後半で2バーディ、1ボギーで1アンダーフィニッシュ。「ショットは大暴れしていました。セカンドもラフから耐えて耐えての連続でした」と振り返ったが、出だしの10番パー4で9メートルのバーディパットを沈め、後半の4番パー5で1メートル、最終9番パー5で2メートルのバーディを決めている。「悪いなりにまとめられたかなと思います」。安井選手は現在、大阪体育大学の4年生で大阪に住んでいる。この大会の前日に行われた日本女子オープン地区予選(伊勢CCで開催)に出場し20位で予選通過している。今年の関西女子アマ5位の資格で日本女子アマにも出場したが2日間で終わったとか。3位
木下陽菜子選手(久居中3年) 71=34、37
マッチングで3位となった木下選手は中学3年生。MGAトレセンメンバー、CGA強化指定選手として力を蓄えてきている。今大会ではアウトからスタートした。「ショットが良かった。でもチャンスは逃したし、耐えのパーパットもあった」と3バーディ、2ボギーの内容を振り返った。「昨日の伊勢CC(日本女子オープン地区予選)はドライバーがダメで80でした。それでコーチと相談して、今日は楽しく回ろうと心がけました」。この大会の3日後に行われた中部ジュニアでは4人のプレーオフに惜しくも敗れてしまったが、8月の日本ジュニアのリベンジに燃えていた。◆マスターズの部◆
宮下奈美選手が初めての優勝に輝く。
優勝 宮下奈美(フォレスト芸濃GC) 75=35、40
2位 吉川美香(松阪CC) 75=32、43
3位 栗原悦子(EGC伊勢大鷲) 78=39、39
※タイが生じたためマッチングスコアカードにより決定した。
優勝
宮下奈美選手(フォレスト芸濃GC) 75=35、40
75ストロークで並んだ宮下選手と吉川選手のマッチングで、宮下選手が優勝となった。「まさか優勝とは、すごく嬉しいです」と笑顔が弾けた。アウトスタートだった。秀逸だったのは、2番パー4(360ヤード)だ。残り140ヤードのセカンドを6Uで打ったところ、球はピンに向かっていき、直接カップインのショットインイーグルを達成したのだ。続く3番パー3(146ヤード)でもあわやホールインワンというナイスショットを繰り出してバーディ奪取した。「前半が良かったんだけど、後半に入ったらボギーがよく出ました。昨日の夜は青山ホテルに泊まって、美味しい夕食を食べて温泉にも入って気分よく朝を迎えました。後半は疲れが出ちゃったのかなあ」。宮下選手は愛知県在住のため、日本スポーツマスターズ三重県代表の権利はない。ただ、すでに愛知県代表に選出されている。2位
吉川美香選手(松阪CC) 75=32、43
惜しくも2位となった吉川選手だが、インからのスタートで、なんと後半を32でまとめた。5バーディ、1ボギーという素晴らしい内容だった。「今日の前半は距離が合わずパットは入らず、ずっとボギーでひどかった。でも、後半になったら、距離があってきたのかな、いい内容になって、バーディがたくさん取れました。ボギーは最終9番でバンカーに入れてしまった」。三重県の女子ゴルファーで知らない人はいないほどのベテラン、吉川選手。日本スポーツマスターズでもキャプテンとしてみんなを引っ張る立場だ。3位
栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲) 78=39、39
アウトからスタートし、出だしの1番の第1打が右方向に大きく曲がった。幸い、球はセーフだったがボギー発進となった。「今日はフェアウェイのいいところから打つ時に限って、グリーンを外すことが多く、ボギーが止まりませんでした。やっと入ったバーディは17番で13メートルほどの長いものでした」と言葉少なめだった。栗原選手は昨年出場した全米女子シニアアマチュアゴルフ選手権競技に、今年も出場を目指すため、日本スポーツマスターズを辞退した。★日本スポーツマスターズ女子の部、三重県代表が決定!!
今大会により、今年度の日本スポーツマスターズ三重県代表が決定した。
吉川美香(松阪CC)、黒澤美保子(CRC三重フェニックス)、山本亜由美(CRC白山ヴィレッジ)の3選手が代表に選出された。
黒澤選手は昨年に続く2度目の出場、山本選手は初めての出場となる。

