四日市CCは、名匠・上田治設計の距離のある名コース。1994年(平成6年)に日本オープン、2005年(平成15年)に中部オープン、2013年(平成25年)に三重県オープン、2014年(平成26年)には中部オープンが開催され、数々zの競技で多くのドラマを生み出してきました。また、今年は三重県男子アマチュアのほか、中部アマチュアも開催される予定です。
7300ヤード超、距離たっぷりの18ホールは比較的フラットでフェアウェイが広いものの、各ホールはしっかりと距離があります。しかし、飛ばし屋にアドバンテージがある一方で、ショットの正確性が何より求められるコースといえるでしょう。
勝負どころとなりそうなホールをご紹介します 3番H(PAR3:B/235Y、R/215Y)距離のあるショートホール。ドライバーを使うプレーヤーもいる。スライスがかかり過ぎてグリーンの右ラフに流れると、松の木がハザードになるため、大たたきもあり得る。
4番H(PAR4B/445Y、R/425Y)設計者、上田氏の特色がよく出ているホール。フェアウェイ中央にクスノキが待ち構えている。メイングリーンは左。ティーショットはのびのび打って、どこまでグリーンの近くまで迫れるかが、パーセーブのポイントとなる。
5番H(PAR4:B/450Y、R/430Y)右から攻めるのが、ベストルート。ティーショットが左方向に行くと、深いラフのため、セカンドショットが問題。まず2オンは狙えない。グリーンは奥に低くなっていて、ウッドで攻めてナイスショットしてもグリーンからこぼれる可能性も。風のある日は、4番ホールと風向きが真逆になる。パーでしのぎたいホール。
9番H(PAR5:B/625Y、R/580Y)四日市CCの名物ホール。バックティーからグリーンが見える豪快なロングホール。十分パーが狙えるが、フェアウェイバンカーに気をつけたい。
14番H(PAR5:B/565Y、R/515Y)打ちおろしのロングホールは、インコースのサービスホールでもある。ティーショットの距離が稼げるので、確実にパーを取っておきたい。左右にOBがある。
17番H(PAR5:B/600Y、R/580Y)右ドッグレッグのロング。ティーショットの落とし所が明暗を分ける。ドッグレッグするあたりにあるバンカーを越えるのが理想的dが、ここで勝負をかけるのは大けがのもととなりそう。確実にパーをセーブして最終18番Hでバーディを狙う作戦が無難。