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三重県ゴルフ連盟

ティーインググラウンド ゴルフ場探訪

[シリーズ:MGA加盟倶楽部紹介] 六石ゴルフ倶楽部

2016/03/03(Thu) 01:09:01
シリーズ加盟倶楽部


三重県ゴルフ連盟に加盟する倶楽部を順次訪問、ご紹介していきます。コースの魅力、支配人の話、人気コンペや人気メニューなどさまざまな話題をお届けします。プレー料金など詳しいことは、倶楽部HPなどでご確認ください。
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「また挑戦したい!!」妙味ある3コースに、

開場以来、女性スタッフ中心の暖かなおもてなしを身上に。

六石ゴルフ倶楽部

P1190556理事長  三澤孝行氏
支配人  小林恭子氏
<倶楽部のこと、コースのことなどお二人にお聞きしました>
●六石ゴルフ倶楽部は、桑名カントリー倶楽部の姉妹コースです
三澤:開場は1978年11月11日ですが、そもそも、ここにゴルフ場を作ろうという話が出たのは、桑名CCの開場後15年ほど経った1975年頃です。桑名のメンバーから子弟たちにもう少し値打ちにゴルフをさせられないだろうか、という声が増えてきましてね。たまたま、桑名の理事だった方が、村おこしというか村の産業おこしとして、この辺りを利用したらどうかと、話が持ち上がったのです。当時は第一次オイルショックの前で36ホールを想定、18ホールをメンバーシップで、残り18ホールをパブリックにする予定でした。ところが、まもなく状況が変わってきてしまい、一気に省エネ路線に変更、クラブハウスも質素にして18ホールで開業となりました。
すべてが質素な造りながら、コースはいいしリーズナブルに回れると、メンバーには大変喜ばれました。ところが、阿下喜地区の町長から残りの18ホールはいつになるのか、当初の約束と違うと言われましてね、結局、9ホールを造ることで落ち着いたというわけです。


●東と中は長谷川武治氏、西は小笹昭三氏の設計です
P1190458三澤:最初に作った18ホールは東コースと中コースで、設計は長谷川武治さんにお願いしました。長谷川さんは中部ゴルフ連盟にも縁のある方で我々の大先輩。温厚な人で、ゴルフへの造詣も深く、地形を上手く使いながら柔らかな印象のゴルフ場をいくつか設計されています。 東・中コースはどちらも長谷川さんの想いが込められ、広々としたレイアウトが特徴となっています。
一方、後で追加した西コースは小笹さんの設計ですが、彼は長谷川さんの愛弟子でした。実は、もともと桑名CCのグリーンキーパーをしていて、その時に長谷川さんに出会い、設計の道へと進んでいったのですよ。アメリカで修業してきた経験を生かして設計した西コースは、当時のアメリカの流行を取り入れ、池を多用しています。そのため、大らかな東・中コースとイメージがかなり異なり、評価もゴルファーによって、「面白い」「違いすぎる」と真二つに分かれていました。そんな評価も今では、コースによる表情の違いを楽しんでくださる方が増えて、回り方も、東→中、中→西、西→東という他に、西→西、中→中というように9ホールを2回りしたいというゴルファーがいるほどになりました。


●27ホールを楽しめることで、「また挑戦したい」とゴルファーの声
kart六石GCでは遅ればせながら昨年の9月からホームページを開設。ウェブからもエントリーができるようになりました。お陰様で、今では、ウェブ会員も増え、リピーターからの「また挑戦したい」という声をたくさん頂けるようになりました。
いなべ街道から直接ゴルフ場へ入れてわかりやすいですし、ゴルフ初心者から上級者まで幅広いゴルファーに来ていただいています。
ガンガン攻めたい東コースと中コース、頭を使う西コースと個性がある27ホールです。グリーンもベントと高麗の2グリーンですから、楽しみ方も2倍、3倍と膨らむことと思います。従来は東と中をチャンピオンコースとして使用していた倶楽部競技も、近頃は3コースを存分に使って行っていますので、メンバーにも西コースの面白みが浸透してきたと言えるでしょう。


●毎月第2金曜日は新オープンコンペ「ささゆりコンペ」
7,8年前から開催していたのが第2金曜日のレディスデーです。本当に女性だけしか来場できない日でした。毎回120名ほどのコンペで、朝のコーヒー、レディス専用の和洋中のランチメニュー、プレー後のデザート、さらに賞品もいろいろ、参加賞もあって盛況でした。ただ、あちこちのゴルフ場でレディスデーをされるようになって、少しずつ参加者に陰りも出てきたこともあり、今年からは、全員参加のオープンコンペに切り替えました。但し、表彰は男女別で集計するので、今までどおり女性のお客様もお楽しみいただけます。


●レストランの人気は、焼うどん、トンテキ、鉄板味噌カツ
P1190347-1湯気に踊る鰹節が食欲をそそる焼うどんは、定番メニューの人気ナンバーワン。また、野菜たっぷりのトンテキや鉄板味噌カツは男性の胃袋にもがっつり喜ばれています。他にも、季節に応じたメニューなども人気です。ちょうど3月からは新メニューにも切り替わるので、そちらもご期待ください。
焼うどん定食 1250円
トンテキ定食 1600円
鉄板味噌カツ定食 1400円
P1190348-1P1190349-1P1190352-1



<支配人のことを教えてください>

●六石に入って約30年。支配人としては4年目になります
P1190341六石GCの従業員は昔から女性が多く活躍していました。フロントは勿論、事務所もキャディマスターもすべて女性だったんです。ゴルフ場はおもてなしの場だから、女性の方が何かと気配りできるだろう、というのが理事長のお考えだったそうです。今でこそ、山田副支配人を始め、若干の男性がおりますが・・・。そんなことで、私がここに来た時も女性が多い職場でした。初めはしばらくフロントをして、すぐに経理へ。中の仕事をずっとしていました。副支配人を経て、支配人になったのは4年ほど前です。六石GCらしい気配りのある接客を心がけて、また来たいと言われるゴルファーが一人でも多くなるようにしていきたいと思っています。


★コースは個性豊かな3コース。楽しみ方、いろいろ

のびのび打てるホールが多い東コース。距離もあり、池の絡みもチャレンジ意欲をかきたてる中コース。クリーク、池が多く、戦略が必要な西コース。3コース3様に、ゴルファーを飽きさせない魅力に包まれた27ホールは、それぞれベント、高麗の2つのグリーンを備えています。ここでは、特徴のあるホールをピックアップ、ご紹介します。
<ベントグリーン>
東コース/PAR36:B3516Y、R3292Y、L2866Y
中コース/PAR36:B3507Y、R3292Y、L3044Y
西コース/PAR36:B3502Y、R3282Y、L2804Y
<高麗グリーン>
東コース/PAR36:B3351Y、R3125Y、L2701Y
中コース/PAR36:B3353Y、R3135Y、L2890Y
西コース/PAR36:B3374Y、R3146Y、L2676Y


◆◇東コース◇◆
ブラインドホールも少なく、のびやか。ティーショットは思い切りよく振っていこう
★2番H(PAR5/B501Y、R482Y、L445Y)
e2H池越えとなる第1打は、左のクロスバンカーの少し右狙いがベスト。グリーン前の花道からピンを狙ってみるのもいい。

★6番H(PAR4/B410Y、R383Y、L351Y)
e6H六石27ホールの中で、唯一バンカーのない。右サイドOBに注意して、左小山狙いで思い切りが肝心。第1打の落下点が見にくい、ブラインドホール。

★8番H(PAR3/B202Y、R176Y、L154Y)
e8Hやや打ちあげのショートホール。バンカーが多い。グリーンが2段になっていることもあり、ピンの位置確認を怠らないこと。女性にとっては長いショート。

◆◇中コース◇◆
東コースに比べると距離があり、池のからみが多いが、思い切って攻められるホールが続く。

★3番H(PAR5/B556Y、R529Y、L495Y)
c3H右ドッグレッグのロングホール。第1打の狙いは曲がり角にあるバンカー左。第2打は思い切り打つ。第3打目は位置を確認する。

★7番H(PAR4/B455Y、R423Y、L380Y)
c7H距離があり、上って下る難しいホール。第1打を飛ばさないとピンが見えないうえ、左にOBがあるので右寄りへ。第2打目は、右の池、左右のOBに注意しよう。

★8番H(PAR3/B196Y、R177Y、L161Y)
c8H長くタフなショートホール。ピンの位置ははっきり分かるが、右は池。しっかり打ってミスのないティーショットを。左に落としてもセーフだが、大変。

★9番H(PAR5/B629Y、R609Y、L575Y)
c9H正面に噴水やバンカーを望み、右に直角にドッグレッグ。600ヤードを越える名物ホール。ロングヒッターなら池越え250Yにチャレンジもあり。安全策は正面左クロスバンカーあたりを狙おう。

◆◇西コース◇◆
各ホールが交互にレイアウトされていて、風の通りが良く、夏は涼しい。クリークや池など、マネジメントが必要。

★4番H(PAR5/B552Y、R524Y、L460Y)
w4H第1打の落とし所にクリークが横たわっているため、ロングヒッターであっても2オンは難しい、やや右曲がりのフラットなコース。

★6番H(PAR4/B410Y、R386Y、L338Y)
w6Hやや打ちあげのストレートなホール。広いフェアウェイが打ち上げの距離感を紛わせ、目測以上の距離が必要。また、フェアウェイは左に傾斜しているため、つま先上がりのショットが多くなる。第2打辺りは左右に他のホールが見渡せて心地よい。

★7番H(PAR5/B544Y、R521Y、L469Y)
フラットでほぼストレートなパー5。残り100Yから狭くなり、グリーンも奥がない難しいホール。グリーン手前のバンカーに入ると厄介なので、第3打は斜面の木を狙って乗せたい。大きなアンジュレーションのグリーンはしっかりとガードバンカーに囲まれ、難易度を高める。
w7H-1w7H-2

★9番H(PAR4/B381Y、R353Y、L288Y)
w9H左OBゾーンが近く、左にはクロスバンカー、その先には池が待ち構える。白ティーから230Yで池、また、バンカーを越えると下るので池に入りやすい。残り何ヤードを残すかで逆算して、第1打の落とし所を決めよう。