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三重県ゴルフ連盟

競技報告

[2021]三重県シニアOP <メナードCC青山> 速報記事

2021/11/05(Fri) 20:57:36

伊藤正己プロ(明智)が2アンダー70で初総合優勝

  杉山直也プロ(メナード)とのプレーオフを制した

シニアの部は斎藤元一選手(伊勢)

ミッドシニアの部は中村信之選手(島ヶ原)がそれぞれ75で優勝


第16回三重県シニアオープンゴルフ選手権競技(本戦)
2021年11月5日(金)
会場/メナードカントリークラブ青山コース
参加者/117名(うち欠場9名)
・シニアの部 36名(うち欠場4名)
・ミッドシニアの部 38名(うち欠場3名)
・プロ 43名(うち欠場2名)
天候/晴れ
再試合となった三重県シニアオープンがメナードカントリークラブ青山コースで終了した。
8月20日の際は濃い霧のために中断ののち中止となったが、今日のコースは朝から青空が広がる好天となった。スタート時の気温は8度ほど、徐々に気温は上昇したが、途中、時折雲が広がり、一時は小雨もぱらついた。それでもプレーをする選手たちからは「日陰は寒かったが、まずまず」「この間は霧で見えなかったけど、いい景色のコースだね」「コースは全体に難しい、特にグリーンがとにかく難しかった」とスコアメイクの難しさをぼやいていた。

競技は、そんなコースの難しさを反映してか、ホールアウトがすすんでも、80台のスコアが続いた。最初の70台は松井角次プロ(フリー)で76。その後、70台をプロたちがマークするもビッグスコアとはいかないまま試合は中盤に。そして、ようやくアンダーパーが出たのは、小川哲広プロ(富士カントリー可児)で1アンダーの71だった。前半を35で折り返し、後半も12番でバーディを奪うも、15番のロングでバーディを逃しパーとした後、17番で攻めた結果ボギーとしてしまった。「後半に、前半のようなプレーができなかった」と残念そうだった。
首位に立ったのは2アンダーをマークした杉山直也プロ(メナード)で3バーディ、1ボギー。「アプローチとパットで凌いだホールもいくつかあった。60台で回りたかったけどね」と、後続を待っていると、伊藤正己プロ(明智)が同じく2アンダーでホールアウト。勝負は、この2人のプレーオフへともつれ込んだ。
1番、2番の繰り返しで始まったサドンデスプレーオフ。1ホール目、1番(375yd、パー4)はともに第1打はフェアウェイへ。伊藤プロはピン奥7メートルにオン、杉山プロはピン左1.5メートルにオン。先にパッティングした伊藤プロの球はまっすぐにカップに向かいコロンと入るバーディ。ナイス!とパッティングを称えた杉山プロもしっかりとバーディを決めドローとする。
2ホール目、2番(398yd、パー4)。左ラフからの杉山プロの第2打はグリーン右端、右ファーストカットからの伊藤プロの第2打はグリーン左端と分かれた。最初のパットは杉山プロ。球はいい転がりだったがカップを惜しくもかすめ1.5メートル近くオーバーした。「入るかと思った」と呟いた伊藤プロは、慎重にパッティングしたが1メートル強ショートする。そして杉山プロのパーパットは、あろうことか、またもカップを通り過ぎてしまいボギーフィニッシュ。伊藤プロが丁寧にパーパットを沈め、悲願の初優勝が決まった。「ものすごく嬉しい、とりたかったタイトル」と伊藤プロ。賞金50万円も獲得し、これまで2位止まりだった三重県シニアオープンの初勝利を喜んだ。

また、50歳台のシニアの部は斎藤元一選手(伊勢)が「2バーディ取れたのに、もったいないボギーが多かった」と75ストロークで優勝。60歳以上のミッドシニアの部は中村信之選手(島ヶ原)が「パットがよく入った」と75ストロークで優勝。斎藤選手、中村選手ともに総合で8位タイに入った。

◆成績(表彰)◆
<総合の部>
優勝 伊藤正己(明智) 70=36、34
<シニアの部>
優勝 斎藤元一(伊勢) 75=38、37
2位 清本宗浩(松阪) 77=40、37
3位 的場信一(名四) 77=38、39
<ミッドシニアの部>
優勝 中村信之(島ヶ原) 75=35、40
2位 大西好平(鈴鹿)  78=37、41
3位 井本覚(榊原)  80=44、36
<会場の様子 フォト>

★優勝インタビュー、会場フォトギャラリーは12月4日版3eの日でご紹介します。お楽しみに!!!