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三重県ゴルフ連盟

競技報告

[2021]三重県OP(本戦)決勝R 速報記事

2021/06/04(Fri) 23:22:21

最後は鮮やかなショットで魅了。

森雄貴プロ(グレイスヒルズ)が通算6アンダーで、

3大会ぶり2度目の勝利!!

ローアマはベストスコア68をマークした

石垣珠侑選手(メリノール学院高2年)


第42回三重県オープンゴルフ選手権競技
2021年6月3日(木)・4日(金)
会場/涼仙ゴルフ倶楽部 7125yd Par72
参加人数/119名(アマ60名、プロ69名(うち欠場アマ2名、プロ2名)
天候/雨
予報通りの雨だった。スタートを9時に遅らせて始まった第42回三重県オープンゴルフ選手権競技が終了した。時折強く激しく降る雨は午後2時を過ぎる頃にはおさまる気配を見せたが、風はむしろどんどんと強まった。
前日の硬く速いグリーンは、雨のおかげでやや止まりやすくなったものの、水はけもよく、選手たちは上位を目指し、存分に持てる力をぶつけた。
初日に4アンダーをマークした森雄貴プロ(グレイスヒルズ)をはじめアンダーパーの4人が最終組、スタートは11時20分だった。
風は初日とは真逆の方向から吹いていた。強烈なアゲンストだった9番、18番は、強烈なフォローの風となった。どちらもパー5であり、2オンを果敢に狙う飛ばし屋も見られた。
勝負は前半を終えて、森プロ原田大介プロ(スタートアップスポーツ協会)の2人に絞られる展開に。ハウス前のリーダーズボードでは、随時情報がアップされ、試合経過が報告されていた。
後半の15番を終えた時点で、森プロが通算5アンダー、原田プロが通算1アンダーと4打差がついており、森プロ独走の様相だった。しかし、ここから一気に原田プロが詰め寄っていく。16番、17番を連続バーディとして、その差は2打となり、最終18番へ。傘が飛ばされそうな超強風はフォロー。グリーン手前に池があるプレッシャーのかかるパー5だ。第2打を刻み、残り100ヤードを残した森プロに対し、原田プロは残り253ヤードを3Wで果敢に攻め、ピン左2メートルにつけたのだ。絶好のイーグルチャンスに優勝の行方を見守っていた仲間の選手や関係者から歓声が沸いた。そして、森プロの第3打。54度で放った球は、なんと、原田プロより内側、ピン80センチへ。あまりに素晴らしいショットに会場は大拍手に包まれた。グリーン上では、イーグルパットとバーディーパットを、それぞれが確実に決め、1打差で森プロが逃げ切った。

森プロは2011年にローアマ、2017年にプロとして総合優勝を飾っている。4年ぶり(3大会ぶり)、2度目の栄冠に、森プロは「久しぶりの優勝でとても嬉しい。最後のショットは、2日間で一番良い1打でした」と笑顔。賞金150万円のほか、60インチ液晶テレビ、松阪牛10kg、さくらポーク10kg、清少納言宿泊券など多くの副賞を手にした。
また、ローアマチュアは、68ストロークで2日目のベストスコアをマークした石垣珠侑選手(メリノール学院高2年)が獲得した。

◆成績◆ (敬称略)
★総合の部
優勝 森雄貴(グレイスヒルズ) 138=68、70(34、36)
2位 原田大介(スタートアップスポーツ協会) 139=69、70(36、34)
3位 竹内優騎(青山高原) 144=73、71{37、34)
3位 近藤龍一(鳴海)  144=73、71(37、34)
アマチュアの部
(左から)寺田選手、石垣選手、児島選手
優勝 石垣珠侑(メリノール学院高) 147=79、68(33、35)
2位 児島達之(MGRA推薦)   152=77、75(38、37)
3位 寺田麗紅斗(白山ヴィレッジ) 154=80、74(36、38)
★ベストスコア賞★(各日10万円、アマチュアには記念品)
第1日 森雄貴(グレイスヒルズ)
第2日 石垣珠侑(メリノール学院高)
<会場風景>

★優勝インタビュー、フォトギャラリーなどは7月版3eの日でご紹介します。お楽しみに!!