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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技報告<県シニアOP予選/西日本セブンスリーGC>

2020/08/03(Mon) 00:11:40
第15回三重県シニアオープンゴルフ選手権競技予選
2020年7月30日(木)
会場/西日本セブンスリーゴルフクラブ
6733yd、Par72
参加者/147名(うち欠場16名)
・ミッドシニアの部 81名(うち欠場12名)
・シニアの部 66名(うち欠場4名)

今年度初のMGA主催競技

県シニアオープン予選は、徹底したコロナ感染予防を施し開催

競技開催についてのあれこれを
内田淳二競技委員長にお聞きしました。

新型コロナウイルス感染防止のため、中止が続いていた三重県ゴルフ連盟主催競技がいよいよスタート。今年初となる三重県シニアオープンゴルフ選手権競技の予選が行われた。
当初の日程を変更し、7月30日に延期して開催された今大会。選手たちにとっても、今年初の競技という人が多く、嬉しさあり緊張ありといった風情。会場では、まず入り口で検温が行われ、マスク着用と手指の消毒をした後、受付へ。ロッカールームで準備をすると、通常であれば、打撃練習をするのだが、今大会では練習場は閉鎖されていた。練習できるのはグリーンのみで、みな、久しぶりに顔を合わせ談笑している。もちろん、ソーシャルディスタンスをとっての会話だった。
スタートは10分間隔で4人組。注意事項を告げる競技委員はマスクの他にフェイスシールドも着用していた。通常通り、マーカーが指定されたが、今回は乗用ナビについているスコア表に入力することも推奨された。これにより、ホールアウト後は、自動的にスコアが印字されるため、アテストがスムーズになった。その上、スコア提出はボックス形式がとられ、より接触を避ける工夫がなされていた。


コロナ感染はどういう状況で起きるかわからない。そのため、できる防止策はすべてとっていこう、というのが今回の連盟の対応だった。アテスト会場では、ホールアウトの組がスコアカードを提出するたびに、彼らが座ったテーブルの上、椅子、鉛筆、老眼鏡に至るまで、あらゆる物を消毒。スプレーで吹きかけては拭き取る作業を実に細やかに行っていた。「今ではどのクラブもやってることだからね。大変だけど、続けていかないと」と支配人たち。ゴルフ場の新たなおもてなしスタイルは徐々に普通になりつつあるのだと感じた。


雨で中断あり、強烈日差しあり。大波乱の天気に選手も大変。
早朝はモヤに包まれていた西日本セブンスリーゴルフクラブだったが、7時のスタート時には明るくなり、定刻通りのティーオフができた。ところが、この日の天候は実に目まぐるしかった。
土砂降りかと思うと、晴れ間が出る。するとまた土砂降りで、ついに12時7分、中断のサイレンが鳴った。12時26分に再開となったが、その後も太陽が照りつけたり、雨が降ったり。選手たちも雨でずぶ濡れになったシャツが、今度は汗でびっしょりと振り回された感じだった。
今大会では、競技はシニアの部が7時スタート、ミッドシニアの部が11時スタートの2部制が取られた。というのも、4人組10分間隔を実行するにあたり、さらに全員を待ち時間なしのスループレーにしたかったからだ。そして、競技は雨中断でやや遅れたものの、まずまずの進行だった。
 <シニアの部>は、73ストロークでホールアウトした長谷川実選手(ライオンズ)を首位に、82ストロークまでの22人に本戦への出場権が与えられた。順位は、マッチングスコアカード方式により決定された。
<ミッドシニアの部>は、76ストロークでホールアウトした山川敬止選手(西日本セブンスリー)を首位に、83ストロークまでの28人に本戦への出場権が与えられた。首位の山川選手は満78歳のグランドシニア世代。見事にエージシュートも達成した。

競技委員はじめ関係者は朝の6時集合、夕方18時30分過ぎに解散という過酷な1日だった。みなさん、お疲れ様でした。
なお、三重県シニアオープン本戦は、9月8日(火)に、メナードカントリー クラブ青山コースにて開催される。