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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技インタビュー/県民G振興基金県大会<ライオンズGC>

2025/12/03(Wed) 12:03:49
第17回三重県民ゴルフ振興基金県大会
2025年11月11日(火)
会場/ライオンズゴルフ倶楽部
女子60歳以上の部  5385yd、Par72
女子60歳未満の部  5474yd、Par72
男子70歳以上の部  5954yd、Par72
男子60歳代の部   6353yd、Par72
男子60歳未満の部  6491yd、Par72
天候/曇り時々晴れ

今年度最終を飾る大会。

男女5部門で、地区予選を勝ち抜いた精鋭が集合。

MGA主催競技の25年度最後となる第17回三重県民ゴルフ振興基金県大会。各地区の大会の上位選手が地区予選に進出、そこを勝ち抜いた選手がこの決勝大会に出場した。今年の県民大会には延べ約6000名が参加した。
今大会も男女合わせて5部門に分かれて開催されたが、昨年より参加人数が絞られたため、各部門ともに精鋭たちの出場となった。会場のライオンズGCは、朝から雲は多いものの陽射しが注ぐまずまずのゴルフ日和だったが、風は冷たく午前中は特に強めに吹いていた。
5部門ともに優勝から3位までの選手が表彰された。各部門ともにタイが生じた場合は、マッチングスコアカード方式により順位が決定された。
また、入賞者及び飛び賞の副賞が用意されているのもこの大会ならでは。大会は今年も和気あいあいに終了した。

◆男子70歳以上の部◆

 参加人数/47名(うち欠場3名)
 アウト、インからスタート。

今季絶好調の石原伸行選手(中勢)が81ストロークで優勝。


成績(入賞)
優勝 石原伸行(中勢) 81=39、42
2位 鈴木茂(松阪)  82=39、43
3位 荒木正宏(桑員) 83=39、44
<インタビュー>
優勝
石原伸行選手(中勢) 81=39、42

アウトからスタートして、前半の9番パー5でピンの上9メートルほどの下りパットをガチャンとピンに当たる音とともに沈めてバーディを奪った。「あのバーディで3オーバーになって、後半頑張ろうと思ったけど、80を超えてしまって諦めてました。まさか優勝とはびっくりです」と石原選手。難しかったグリーンに手こずり、寄せワンが5つ、3パットは1回だけのパット数31という内容だった。県民大会は昨年はハーフ競技に短縮された大会だったが優勝しており、2年連続の優勝。ただ、今年はカテゴリーが一つ上がったグランドシニアの部での栄冠となった。
今年の石原選手は絶好調が続いている。PGS全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権で優勝、その権利で出場した中部グランドシニアゴルフ選手権競技(近鉄賢島CCで開催)でも初優勝、エージシュートも達成している。70歳になった今でも四日市フットボールクラブに所属し、試合出場をしているサッカー選手でもある。足腰の丈夫さを武器に、強気なパッティングで長いパットも決めていくスタイルは、見ていて気持ち良いほど。12月には中部シニアチャンピオンズ(スリーレイクスCCで開催)と中部グランドシニアチャンピオンズ(明世CCで開催)に、ホームの鈴鹿CC代表で出場する。
2位
鈴木茂選手(松阪)  82=39、43

「ゴルフ場には負けましたが、楽しんできました。バーディはゼロでした。2番で取りそびれてボギーの流れのまま最後まで行ってしまいました」。
今年の三重県グランドシニアゴルフ選手権競技で優勝の鈴木選手は、CRC白山ヴィレッジのメンバーとして中部インタークラブ本戦(片山津GCで開催)にも出場。元気いっぱいの72歳。
3位
荒木正宏選手(桑員) 83=39、44

「前半のレオは難しくて慎重に行きましたが、9番の1打目が右に行って、出してもまだ石の上で、6オン1パットのダブルボギーでした。でも、後半は粘って粘ってなんとか3オーバーでこれました」。そう振り返った荒木選手は、昨年はハーフでの勝負だったがグランドの部で優勝している。71歳。

◆男子60歳代の部◆

参加人数/35名(うち欠場1名)
アウトからスタート

辻一也選手(桑員)が77ストローク、2位に4打差をつけ栄冠。


成績(入賞)
優勝 辻一也(桑員) 77=38、39
2位 辻村敏(松阪) 81=44、37
3位 森岡敦(津)  81=39、42
<インタビュー>
優勝
辻一也選手(桑員) 77=38、39

「今日はグリーンが難しかった。アプローチでいいところについたかなと思っても戻ってくるし、風もなかなか読むことができなかった。良かったのは18番かな。それまで良くなかったので、開き直って打ちました。119ヤードの第3打をPWでピンをデッドに狙ったら2.5メートルについた。横からの少しスライスラインが入った。今日ただ一つのバーディでした」と辻選手。県民大会は過去にも優勝経験がある63歳。余談だが、前日まで暖かな沖縄でレクサス杯全国大会に出場していたとかで、この日の朝の寒さに震えたそうだ。

◆男子60歳未満の部◆

参加人数/30名(うち欠場1名)
インからスタート

大西潤選手(津)選手が79ストロークをマークして優勝。


成績(入賞)
優勝 大西潤(津)     79=39、40
2位 山口裕之(伊賀名張) 81=39、42
3位 豊田知生(中勢)   82=40、42
<インタビュー>
優勝
大西潤選手(津) 79=39、40

インからのスタートだった。前半は11番ロングで1.5メートルのバーディパットを外して波に乗り切れず、ノーバーディ、4ボギー。18番パー4では80センチのパットを外してのボギーだった。「1ピンについても傾斜で下ってしまうとかもあって、かなり苦労しました。ただ、良かったのは、同組が20代、30代、40代の若者で一緒に楽しくプレーできたことです」。そう振り返った大西選手だったが、この翌日から開催された中部シニアオープンゴルフ選手権競技(岐阜県の富士C可児Cで開催)に出場、見事にアマ50歳代の部で2位入賞した。
2位
山口裕之選手(伊賀名張) 81=39、42

「前半はグリーンの速さに対応できなくて、2オン4パットのダブルボギーを2回も打ってしまったんですが、後半はタッチが見えてきたので39で上がれました」46歳。

◆女子60歳以上の部◆

参加人数/14名(うち欠場3名)
アウトからスタート。

西村雪代選手(中勢)が84ストロークで圧勝。


成績(入賞)
優勝 西村雪代(中勢)  84=41、43
2位 篠田富美子(松阪) 88=44、44
3位 菊川由美子(津)  89=45、44
<インタビュー>
優勝
西村雪代選手(中勢)  84=41、43

「以前は競技にもよく出ていましたが、今は、この県民大会に出るくらいです」と笑顔で語った西村選手。今日の試合に出るために、いつもレッスンを受けている小山栄次郎プロからアドバイスを受けてきた。「自分の悪いクセが出始めると弾が当たらなくなってしまうのですが、プロに見てもらうと良くなるんですよ。今日はパーを取るのが必死だったけど、いいゴルフができたかな」。

◆女子60歳未満の部◆

参加人数/14名(うち欠場1名)
インからスタート、

吉川美香選手(松阪)が80ストロークで貫禄V。


成績(入賞)
優勝 吉川美香(松阪)  80=38、42
2位 栗原悦子(津)   83=42、41
3位 山本亜由美(津)  83=42、41
<インタビュー>
優勝
吉川美香選手(松阪)  80=38、42

「もう、ヒッチャカメッチャカでした。バーディはゼロ、3パットもあって、バンカーによく入れました。なんとか70台で上がりたかったんですが、最後の9番でもバンカーに入れて、西日でよく見えない中で打った球が3メートルほどについたもののカップを抜けてしまってボギー。残念でした」。三重県のシニア女子で中部や日本でも活躍している吉川選手は、今年シーズン前に膝の手術をしてプレーがしやすくなったそうだ。
2位
栗原悦子選手(津)   83=42、41

「出だしの10番でフェアウェイからグリーン手前の池に入れてしまい、ダブルボギースタート。5番でも池に入れちゃいました。ショットが良くなかったですね」。