第17回三重県民ゴルフ振興基金県大会
距離たっぷりのシンバ。池が絡むレオ。
方向性と距離感を正確に、攻略を!!
ライオンズゴルフ倶楽部
グリーンキーパー 澤田勇二さんにお聞きしました。

 
⚫︎今年最後の連盟主催競技が天候に恵まれますように。
当ライオンズゴルフ倶楽部は、鈴鹿山脈の麓に位置し、豊かな自然を背景に展開する美しく雄大な景観が魅力です。コースはそれぞれに個性があり、シンバコースは、広くて雄大。距離もあり、思い切りドライバーを振ることができます。レオコースは、池の絡むホールが多く、戦略もさることながら何よりショットの正確性が求められます。距離のあるミドルホールが多いため、好スコアが出にくいとも言われています。
昨年に続くMGA主催競技の会場として、また、今年最後の主催競技として、選手の皆さんが大いに楽しんでいただけるよう、コンディションを万全に仕上げてまいります。そして、当日が天候に恵まれることを期待しています。
<コース紹介>
当日はシンバがアウトコース、レオがインコースとなります。
5部門それぞれのティーイングエリアのため、間違えないようにしたい。
男子60歳未満  6491yd
男子60歳代   6353yd
男子70歳以上  5954yd
女子60歳未満  5474yd
女子60歳以上  5385yd
◆アウトコース◆
★4番H(シンバ4番H)(Par4/男子60歳未満428yd)
打ち下ろして、打ち上げていく豪快なパー4。第1打をいかに曲げずに飛ばすかがポイントになる。カート道の左はワンペナのゾーンだ。ドライバー以外で打つプレーヤーも多い。
第2打は打上げになる。距離を感じる2打目となることが多い。3打目勝負を意識したマネジメントが賢明と言える。が、果敢に2オンを狙っていく場合は、右のハート型のバンカー方向なら思い切ってバンカーを超えるくらいの距離感が良い。奥が案外広がっている。左方向を狙う場合は花道からの転がりに期待したいところ。
小さくフラットなグリーンだ。クセは少ない。左奥から右手前に流れがある。
★6番H(シンバ6番H)(Par4/男子60歳未満394yd)
やや左ドッグレッグのミドルホール。第1打は正面のバンカーを狙って。左右のOBなので真っ直ぐに打つことが大事。
第2打は左の池に入れないように注意を。グリーンは奥に長い。
◆インコース◆
★10番H(レオ1番H)(Pat4/男子60歳未満394yd)
インのスタートホールとなるパー4。グリーンは右方向、その手前には池にある。第1打の狙い目は左サイド。
第2打地点はフラット。グリーンに向かっては少し打ち上げになるので、番手を上げた方が良い。グリーンは左から右手に向かって速い。スコアメイクには手前からの攻めが基本と言える。
★11番H(レオ2番H)(Par5/男子60歳未満478yd)
大きく右にドッグレッグするパー5。ティーイングエリアからはグリーンは見えない。左はOBゾーン。狙い目はカート道のある右サイドになる。風は右から左方向、またはアゲンストのことが多い。飛距離自慢は右の斜面を大胆に狙うのもドッグレッグの向こうのフェアウェイもあり得る。
第2打は、サブグリーンとメイングリーンの間を狙うショットが望ましい。3オンでバーディを狙いやすいこと、うまく2オンができればイーグルも可能だ。少し打ち上げとなるため、距離感を大切にしたい。
大きなグリーンは奥に長い形状。2段になっている。右から左に向かって速い。奥からの下りラインも速い。
★18番H(レオ9番H)(Par5/男子60歳未満499yd)
正面にクラブハウス、奥には鈴鹿山脈、景観の美しいライオンズ名物のロングホール。ティーイングエリア前とグリーン手前に大きな池がある。手堅く刻むか豪快に2オンを狙うか考えさせられる。
Bグリーンは左側。手前のバンカーは入れたくないバンカーだ。クラブハウスレストランからよく見えるホールでもあり、緊張するかも。無理せずパーを確実に取っておきたいホールでもある。