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三重県ゴルフ連盟

競技報告

[2025]三重県アマチュア・ミッドSR/速報記事

2025/10/27(Mon) 20:18:34
第3回三重県アマチュアゴルフ選手権競技
第3回三重県ミッドシニアゴルフ選手権競技
2025年10月27日(月)
会場/西日本セブンスリーゴルフクラブ
アマチュア   7077yd、Par72
ミッドシニア  6354yd、Par72
参加人数/140人(うち欠場8名)
アマチュア   45名(うち欠場1名)
ミッドシニア  95名(うち欠場7名)
天候/晴れ

ともにプレーオフで決着。

県アマチュアは宮崎冬詩選手(CRC三重フェニックス)

県ミッドシニアは井本覚選手(CRC三重フェニックス)



三重県の男子アマチュアゴルファーが一堂に集まる2日間にわたる競技。その1日目の三重県アマチュアと三重県ミッドシニアが終了した。
会場の西日本セブンスリーゴルフクラブは、朝から秋晴れ、青空と陽射しに恵まれたが、強い風が一日中吹いて、選手たちを悩ませた。

◆県アマチュア◆

競技は、県アマチュアからティーオフが始まった。44人の出場選手のうち、大人たちに混じって、中学生3人、高校生6人もいて、例年のように彼らが優勝をさらっていくのではと予想された。ところが、ホールアウトが始まると、まず76ストロークで川嵜晃生選手(県立聾学校)が首位に立った。そして、そのスコアを破ったのは、今年50歳の宮崎冬詩選手(CRC三重フェニックス)で2打上回る74ストロークだった。すると、同じく74ストロークで、25歳の上村大和選手(CRC三重フェニックス)が並んだ。その後、ディフェンディングチャンピオンの滝田詠夢選手(代々木高)が上がったが、スコアは届かず、結局、宮崎選手と上村選手の2人によるプレーオフとなった。
プレーオフは1番(533ヤード、パー5)と2番(425ヤード、パー4)の繰り返し。
1ホール目、先に打った上村選手はフェアウェイセンターへ。続く宮崎選手は大きく右に曲げてしまいOB、第3打を打ち直した。上村選手はピン奥8メートルほどに3オン。宮崎選手はピン右3メートルに5オンとした。この時点で、誰もが上村選手が有利と思えた。しかし、上村選手のバーディパットはピンをオーバーし2メートルほど下についた。続いて宮崎選手がしっかりとボギーパットを沈めたのに対し、上村選手のパーパットが外れボギーとしてドロー。勝負は2番ホールへ続いた。
2ホール目の2番、上村選手は右ラフからグリーン左手前エッジあたり、宮崎選手はフェアウェイからグリーン手前エッジあたりへ運んだ。先にパッティングしたのは上村選手で球は1メートル強ショート。宮崎選手のパットは80センチほどショートした。そして、上村選手がパーパットを外し、宮崎選手がきっちりと沈めて決着、宮崎選手の県アマチュア2度目の優勝が決まった。

<成績>
優勝 宮崎冬詩(CRC三重フェニックス)  74=37、37
2位 上村大和(CRC三重フェニックス)  74=35、39
3位 岡田健太郎(CRC三重白山GC) 75=36、39

◆県ミッドシニア◆

60歳以上の88人が出場した今大会。ミッドシニアもなかなかスコアメイクに苦しんだ様子だった。イン1組目の丹羽政次郎選手(六石GC)が75ストロークで首位に立つと、そのスコアを超える選手は現れず、同スコアに、栗田昌俊選手(CRC三重白山GC)、井本覚選手(CRC三重フェニックス)の3人が並び、後続を待つ形に。そして、ホールアウトしてきた最終組から、今西弘幸選手(西日本777GC)と寺西克之選手(トーシンプリンスビルGC)の2選手が、さらに同スコアで並ぶこととなった。75ストローク5人によるプレーオフへと突入したのである。
プレーオフは、1番(496ヤード、パー5)と2番(398ヤード、パー4)の繰り返し。
5選手のうち、丹羽選手はすでに会場を出ていたため棄権となり、4選手での勝負となった。1ホール目。4人ともにフェアウェイに第1打を運んだ。その中で、最も飛距離が出ていた寺西選手が第2打をグリーン手前まで運び、ピン手前1メートルに3オン。井本選手と今西選手はグリーン奥4メートルほどに3オン、栗田選手はグリーン手前のバンカーからピンの上に4オンとした。先に打った栗田選手は2パット、井本、今西選手も2パット、残る寺西選手も2パットとし、このホールで栗田選手が脱落。3選手は2番へ向かった。そして、このホールは全員がパーセーブで分け、3ホール目の1番に戻った。ここでもティーショットは全員がフェアウェイへ。今西選手はグリーン手前の花道からピン右手前4メートル、井本選手は右バンカー手前からピン奥7メートル、寺西選手はグリーン手前バンカーからピン左下4メートル強へ。そして、最初にパッティングした井本選手がその長いパットを見事に沈め、バーディフィニッシュ。続いて、寺西選手が外し、今西選手も外し、井本選手の勝利となった。井本選手は68歳。三重県ミッドシニア初優勝。
アマチュア、ミッドシニアともに今日のプレーオフで大活躍したのは、奇しくもCRC三重フェニックスの所属選手だった。

<入賞>
優勝 井本覚選手(CRC三重フェニックス)  75=39、36 
2位 今西弘幸選手(西日本777GC)     75=37、38
3位 寺西克之選手(トーシンプリンスビルGC)75=37、38

プレーオフ2ホール目で決着、笑顔の宮崎選手

プレーオフ3ホール目で、バーディパットを決めた井本選手
※選手インタビュー、フォトギャラリーは、11月3日版3eの日でご紹介します。お楽しみに!!