第20回三重県シニアオープンゴルフ選手権競技(本戦)
シニア世代に人気の西コース
第1打の落とし所がキーポイント
鈴鹿カンツリークラブ
副支配人 庫本知明さんにお聞きしました

⚫︎ほとんどのホールがフラットな仕上がりで、シニア向けといえます。
西コースは鈴鹿山脈を背景に、風景の美しさを堪能する日本庭園コース。総距離が長すぎることもなく、ティーイングエリアから戦略を立てやすいホールが続きます。当クラブの3コースの中で、最も人気の高いコースと言えます。毎年開催されている中部インタークラブ予選でもシニアの部の舞台となることが多いので、トップアマの選手にはお馴染みかもしれません。シニアプロの皆さんにはぜひ練習ラウンドでスコアメイクの戦略を練っていただきたいと思います。開催は10月と少し先ですが、コースメンテナンスを万全に皆様をお迎えしてまいります。
<コース紹介>
ティーイングエリアからグリーンが見えるホールが多い西コースの中で、スコアメイクが難しいホールをピックアップ。詳しくご紹介する。
西コース 18H Par72 Back 6820yd
<アウトコース>
★西4番H(Par4/B395yd)
ホールの奥には鈴鹿山脈、正面にグリーンが望めるミドルホール。打ち下ろしの第1打のベストポジションはフェアウェイ右に見える一本木の左側。木まではバックティーから250ヤードほど。一本木の右はOBなので、気をつけたい。また左の松林はOBになっている。
第2打はグリーンに向かって打ち上げとなる。番手選びは慎重に、距離感を大切にすること。
グリーン手前のバンカーに気をつけよう。
グリーンは大きめ。バンカー上にピンが切られていると難度が上がる
★西6番H(Par5/B429yd)
やや右ドッグレッグ、通常はロングホールだが、競技の時はティーを前にしてミドルホールとすることもある。
ロングの場合は、短めなので、バーディが狙いやすいと言える。飛距離のある選手なら2オンを狙いイーグルも可能となる。ただし、ミドルの場合は長めとなるため、パーセーブをしっかりと考えて戦略を立てたい。
パーオンできればバーディも。第2打の距離感と方向性が大切になる。
グリーンの左右と奥はOBが迫っている。
<インコースにも気をつけたいホールや景観美しいホールがいろいろ>
★西12番H(Par4/B406yd)
軽く右に曲がるパー4。右斜面の木を伐採したのですっきりとした印象になった。ティーショットは左サイドがOBゾーンに突き抜けることがないよう注意したい。セカンド地点から打ち下ろしとなるので、短めのクラブを持つのが安全策。
★西13番H(Par3/B198yd)
池越えの景観の美しいショートホール。グリーンは二段グリーン。グリーン周りは風が巻いていることが多く、風が読みにくい。グリーンは2段になっている。
★西15番H(Par4/B401yd)
距離のたっぷりあるミドルホール。正面に向かって、ティーショット・セカンドショットと豪快に飛ばしたい。グリーン右手前のダブルバンカーに要注意。