国スポ・日本スポーツマスターズ三重大会
2025年4月24日(木)
三重県代表への道。
有終の美を飾る競技。
榊原ゴルフ倶楽部(東、西コース)
支配人 山本英弘さん
所属プロ 大上隆治さんにお聞きしました。
当榊原ゴルフ倶楽部は、今年6月28日に閉鎖が決まっており、今回の三重県ゴルフ連盟主催競技「国スポ・日本スポーツマスターズ三重大会」はまさに有終の美を飾る大会となります。
コースはホールによっては罠があちらこちらに隠れています。どうぞ、練習ラウンドで最善の攻略を練っていただき、三重県代表を狙うスコアメイクに役立てていただきたいと思います。スタッフ一同、コンディションを万全に整えて皆様をお迎えします。
<コース紹介>

コースは、
榊原CG所属のティーチングプロ・大上隆治さんが案内してくれました。
「難しいホールはいくつもありますが、今回は特に攻め方が大事なホールとして、東の4番(4番)と、西の2番(11番)、3番(12番)をご紹介します」と攻め方を細かく解説してくれた。
国スポ 6900yd Par72
スポーツマスターズ 6509yd Par72
★東4番(4番H)(Par4/国スポ420yd、スポーツマスターズ403yd)
マネジメントが問われる左ドッグレッグのパー4。ティーイングエリアに立つと、グリーンが見えるため、ショートカットを狙いたくなるが、左サイドからは2打目でグリーンを狙いにくい。しっかりと2打目でグリーンを捉えるためには、第1打の狙い目は右サイドだ。
グリーンが奥に長い形状で、右サイドからは長く足を使えるというわけだ。逆に左サイドからの第2打はグリーン右奥へこぼれてしまうことが多い。その場合、難しいバンカーショットが待っている。
マネジメントが問われる左ドッグレッグのパー4。ティーイングエリアに立つと、グリーンが望めるため、ショートカットを狙いたくなるが、左サイドからは2打目でグリーンを狙いにくい。しっかりと2打目でグリーンを捉えるためには、第1打の狙い目は右サイドだ。
★西2番(11番H)(Par5/国スポ522yd、スポーツマスターズ503yd)
左にドッグレッグするパー5。第1打の狙い目は正面方向、右に行きすぎると2打目で木々が邪魔になってくる。

第1打で右に行きすぎると、前の木が気になる。
2打目は左サイドの広い場所が安全、ここも右に行きすぎないようにしたい。というのも、グリーンに向かって急勾配の登りが待っているためで、しかもグリーンは右から左に傾斜がついているからだ。

2打目から後ろを振り返る。
グリーン右サイドが安全な落とし所と言える。2オンするには左サイドのカート道の奥を狙うのが近道だが、アゲンストの風が多いので悩むところだろう。
★西3番(12番H)(Par3/国スポ201yd、スポーツマスターズ5185yd)
景観の美しい打ち下ろしのショートホール。グリーン手前に池が広がっている。グリーンは真ん中が少し低い形状だが、落とし所は手前で、硬いコンパクションで前に進む。中央に落とすと奥まで転がってしまう。奥からのアプローチも神経を使うので避けたいところだ。ただ、短くてグリーンに乗らないと池に入ってしまう危険性があることも頭に入れておこう。

グリーン手前に落とすのが良い