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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介<近鉄賢島CC/女子オープン>

2022/04/03(Sun) 01:22:11

USLPGAミズノクラシックの攻略ルートも参考に

難コースに挑む、女子オープンが待ち遠しい。

近鉄賢島カンツリークラブ

第16回三重県女子オープンゴルフ選手権競技
2022年5月13日(金)
会場/近鉄賢島カンツリークラブ
支配人
安立昌也さんにうかがいました。
●三重県ゴルフ連盟主催の3大オープンを全て開催することを光栄に思っています。
今回の三重県女子オープンの開催により、近鉄賢島カンツリークラブにとって平成元年と令和元年に三重県オープン、平成28年に三重県シニアオープンを開催と三重県ゴルフ連盟主催3大競技すべてを開催させていただくことになり、誠に光栄に存じます。
過去の三重県オープン、シニアオープンは悪天候で大雨に見舞われ、数度の中断や競技短縮に
よって出場選手はもちろんのこと、競技委員の方々にもご心配とご苦労をおかけしました。今回は5月開催なので天候も大丈夫と思っておりますが。。。
昨今、JLPGAでも若手女子プロの躍進がめざましく、当クラブはUSLPGA「ミズノクラシック~伊勢志摩~」等のトーナメントを10年間開催した実績がございますが、そのコンディションを維持すべくコースコンディションの維持に努めております。大会はタフなセッティングになるかもしれませんが、この大会を足掛かりとしてツアーに羽ばたかれる選手が出てくるのを楽しみにしております。ご検討をお祈り申し上げます。

◇◆◇コース紹介◇◆◇

●名匠、上田治氏が手がけたレイアウトに、伊勢志摩の自然美を堪能
名匠 上田治が伊勢志摩国立公園の景勝の地に美しいリアス式の海岸線を巧みに取り入れて設計。
自然の起伏を活かした雄大なレイアウトと随所に配置されたアリソンバンカーがプレーヤーの挑戦意欲を掻き立てます。スタートホール、フィニッシングホールのフェアウェイはダイヤモンドカットが施され、ティーイングエリアに立った時に目の前に広がる芝の陰影が実に美しい。2006年から10年間USLPGA公式戦の舞台となり、数々のドラマや名勝負が繰り広げられました。

●砲台グリーンへの正確な距離感が勝負を分ける
ティーイングエリアからピンの見えるホールがほとんど。狙い所が定めやすいが、グリーンは砲台が多く、距離感が大切になる。しかも、年間を通して硬めなグリーンのため、止まりにくく、セオリーは手前から。また、アゴの高いアリソンバンカーが随所に配置されているので、捕まらないようにしたい。
距離表示は、両サイドのヤード表示およびフェアウェイに埋め込まれた表示はグリーンエッジまでとなっている。
18H / Par72 /R 6626yd、F6288yd)
◇◆アウトコース◆◇
★2番H(Par4/R345yd、F331yd)
距離の短いミドルホール。右サイドはすべてOB。左はOK。狙い目はダブルバンカーの右側。ティーイングエリアから見るとネットの方向となる。グリーンは大きいが、奥にこぼれるとOB、第2打は打ち上げとなるので距離感に注意したい。グリーンのアンジュレーションは少ないので、タッチを合わせるのがポイント。

★4番H(Par4/R383yd、F359yd)
ストレートなミドルホール。第2打から打ち上げとなる。砲台のためグリーン面が見えないため、厄介なホール。第1打は左サイドに置くのが良い。2番Hと同じく、グリーンは受けていないので奥にこぼれやすい。100Yの表示があるが、砲台、上りを考えるとプラス20ヤード。風はアゲンストのことが多い。

★☆2番H途中から左へ行くと、4Hグリーン奥となる。ギャラリー観戦スポットにおすすめ。4番グリーンに上がってくる選手と、反対側の7番ホールの第2打地点の両方を観戦できる。
★6番H(Par4/R429yd、F408yd)
正面に伊勢志摩国立公園を一望する志摩横山を望む。アウトで最も難しい、距離のあるミドルホール。左右ともにOBがあるが、両サイドともに土手で受けている。アゲンストの風が多い。グリーンまでは真っ直ぐだが、数字以上に距離を感じる。 風がアゲンストの時は、無理せず3オンで凌ぐ戦略も必要。グリーンは微妙はアンジュレーションがある。

★7番H(Par5/R483yd、F472yd)
右ドッグレッグのパー5。コースで唯一、ティーインググラウンドからグリーンが見えないホールでもある。ショートカットでフェアウェイを狙うには、右クロスバンカー、谷と林を越えるのにレギュラーティーからキャリーで260Yが必要。右手前のガードバンカーは深い。2007年ミズノクラシック~伊勢志摩~最終日に上田桃子プロがアルバトロスを達成した。


★8番H(Par3/R181yd、F162yd)
やや打下ろしのショートホール。お椀型のグリーンのため、左右に振られたピンではボールが転がり落ちる確率大。また、花道から急激に上っているので、キャリーでグリーンを狙わないと乗らない。グリーンは小さめ、アンジュレーションがあるため、難しい。

★9番H(Par4/R437yd、F416yd)
最長のミドルホール。やや右にドッグレッグして、ホール全体が緩やかな打ち上げになっている。左フェンス前にあるクロスバンカーや樹木は、ティーイングエリアに立つと視界に入ってくるので、プレッシャーがかかる。第1打はフェアウェイ中央か右側を狙いたい。第2打は少し大きめのクラブ選択が良い。

◇◆インコース◆◇
★11番H(Par3/R166yd、F146yd)
左に英虞湾、正面に志摩横山を望む絶景に、グリーンが佇む。横山から風が吹き抜けるショートホール。風は強い日が多く、フラッグを見て、狙い目を決めたい。グリーンは奥から手前に下っているので、手前からの攻略が良い。

★12番H(Par4/R374yd、F354yd)
残り60Y地点まで打下ろしのストレートなミドルホール。グリーン右前に待ち受ける名物のアリソンバンカーは最深3メートルもある。バンカー越えの第2打を避けるためにも、第1打狙い目は左サイド。グリーンのアンジュレーションは複雑になっている。


★14番H(Par4/R364yd、F345yd)
終盤のスコアメイクの重要なポイントとなるミドルホール。右側の谷はペナルティーエリアとなったので要注意。ピンを狙うベストポジションは、3連クロスバンカーを越えたフェアウェイ右サイド、キャリーで260Yは欲しい。グリーン左側の深く大きいアリソンバンカー越えは避けたい。

★16番H(Par5/R541yd、F525yd)
ここから長いホールが続く。
打ち下ろし、打ち上げに加え、多くのバンカーにガードされた最も距離のあるロングホール。第1打は思い切り飛ばしていきたいが、グリーン手前200Y地点までは左足下がりのショットになる。第3打は打ち上げで、グリーン面は見えない。グリーンは5個のバンカーがガード。攻めるか、パーセーブか、ここまでのスコアで大いに悩むところだ。

★17番H(Par3/R202yd、F179yd)
池とクリーク、ビーチバンカーが際立つ美しいショートホール。 池のグリーン寄りにバンカーが続いており、ウォーターショットも可能。ミズノクラシック2006年大会で、宮里藍プロがウォーターショットにチャレンジしたことで知られている。

★18番H(Par4/R426yd、F405yd)
正面にクラブハウスを望む距離のあるミドルホール。第2打からグリーンまでは10メートルの打ち上げとなり、距離感が難しい。グリーン周りのガードバンカーも効いている。正確なショット、繊細なタッチが要求される。