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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介<県OP予選B地区 三重カンツリークラブ>

2019/02/03(Sun) 01:04:26
第41回三重県オープンゴルフ選手権競技 予選B地区 会場
2019年4月4日(木)

錯覚に惑わされず、グリーンを制してスコアメイク。

三重カンツリークラブ

三重CC  加納太支配人にお聞きしました。
★グリーンをどう読むかが、コース攻略の鍵
昭和35年(1960)開場の当クラブは、重機などを使わずに造成された18ホールです。自然の傾斜がそのまま生かされているため、一見平らに見えるグリーンでも、大きく曲がります。下って見えるのに上っていくかと思うと、その逆もある。スライスに切れると見えるのにフックだった。いずれも目の錯覚なのですが、感覚を狂わせるグリーンの形状がゴルファーを大いに悩ませるはず。傾斜を間違いなく読むには、常に御在所岳の位置を確認すること。山からの自然の傾斜を読みきればグリーン攻略に大いに繋がります。
また、当クラブでは、3年前(2016年)に第38回三重県オープン本戦を開催しました。その際に、絞り込んだフェアウェイやグリーン周りの刈り込みを今もキープしています。距離感や方向性の正確さに磨きをかけて準備万端に三重県オープン予選を迎えていただきたいと思います。

★昭和35年(1960)、三重県で3番目に開場
当クラブの設計者は保田与天氏。この土地を大いに気に入り、ここに移り住んで設計監修、情熱を注ぎ込んで完成させました。三重県では、四日市CC、桑名CCに続いて、3番目となる昭和35年(1960年)開場、今年で59年目を迎えます。
6585ヤードと決して長いコースではありませんが、コース内に流れる鳥井戸川が戦略に大いに関わってくるなど、一筋縄ではいかないホールが続きます。競技参加の皆さんには是非、練習ラウンドで各ホールをしっかりと把握されることをお勧めします。

★新名神高速道路が3月17日に開通。菰野ICから約3分でゴルフ場へ
来たる3月17日(日)16時に新名神高速道路「亀山西IC〜新四日市JCT間」、東海環状自動車道「東員IC〜大安IC間」が開通予定です。この開通により、当クラブは菰野ICより約3分の距離となりますので、今まで以上にスムーズにクラブまでお出かけいただけます。ご期待ください。
(撮影:内田淳二MGA競技委員)

<<コース紹介>>

特徴のある18ホールが続く三重カンツリークラブ。ティーイングエリアに立つと、ある時は正面に、ある時は遠目に御在所岳が姿を見せる。その御在所岳からの土地の傾斜を常に頭に置きつつ、プレーを研ぎ澄ませたい。ここでは、難度の高いホールを中心に紹介する。
メイングリーン Par72/B6585yd
ヤーデージブック クラブにて販売中  1080円(税込)
ヤーデージブックには距離や高低差が細かく記されている。
◆◇アウトコース◇◆
★3番H(Par3/B192Y、メイングリーン右)
打ち下ろしのショートホール。ティーイングエリアに立ち、グリーンを眺めると、右側が下がって見えるが、実は右から左へ大きく下っている。目の錯覚にとらわれることなく、狙い目はグリーンの右半分へ。間違って左側へ行くと下ってグリーンからこぼれおちてしまう。
★4番H(Par4/B396yd、メイングリーン右)
川越えの左ドッグレッグのミドルホール。第1打はまっすぐに突き抜けるとOBラインを超えてしまうので注意したい。ドライバーを握って黄色の吹き流しの左を狙うか、刻むかは悩みどころ。第2打は打ち上げとなり、距離感を正確にしたい。パーセーブができると良い。
★5番H(Par4/B396yd、メイングリーン左)
伊勢湾に向かって豪快に打ち下ろすミドルホール。狙い目は吹き流しの右。両サイド、さらに左の山の向こう側がOBとなる。第2打は左下がりのショットとなるが、残り100ヤードまで転がればラッキー。フェアウェイバンカー、ガードバンカーなどバンカーの数が多い。グリーンは奥に向かって順目のため、止まるボールを打てるかがポイント。手前からの攻めが王道。クラブ選択を慎重にしよう。

★8番H(Par5/B542yd、メイングリーン右)
天候が良い日は正面に御在所岳を望める、左ドッグレッグのロングホール。左の林越えはOBが近いので、狙う方向はフェアウェイの一本木が安全。第2打からグリーンまでは打ち下ろし。グリーンは高低差のある2段になっている。傾斜と目がきついため難しい。正確なタッチとコントロールが必要となる。
◆◇インコース◇◆
★10番H(Par4/B365yd、メイングリーン左)
左ドッグレッグのスタートホール。左の林の木々が大きく育っているが、その上を越えていけば、ワンオンも可能。グリーンは2段で、奥から速い。左手前にバンカーや深いラフ、花道が狭いが、手前から攻める方が良い。

★11番H(Par4/B361yd、メイングリーン左)
バックティーに立つと、フェアウェイの落としどころはかなりタイトに見える。狙い目は正面のバンカー左。第2打は安全に花道を狙っていこう。グリーンは右奥から左手前に大きく下っているが目の錯覚で逆に見えることも。芝目が強く、順目は速いので、しっかりとチェックしておきたい。
★12番H(Par5/B475yd、メイングリーン左)
三重CC名物、二百三高地と呼ばれるホール。残り100〜90ヤードから30ヤードの上りがある。第1打でフェアウェイの段のところまで行けば、残り200ヤードで2オンも可能。ただし、上りの分を考えてプラス20ヤードは見ておこう。ドロー系の球筋の場合はグリーンサイドの松の右側から回るイメージで。グリーンは広い2段になっている。上の段は目が強く傾斜がある。

はるか上方にグリーンがあるため、ピンフラッグは特注の3メートルと、通常よりもかなり長い。
★13番H(Par4/B370yd、メイングリーン右)
バックティーから約225ヤード地点に二級河川の鳥井戸川が横切っている。フェアウェイは左に傾斜しているので、第1打の狙い目は右側のカート道路の左あたり。第2打を狙いやすい位置に刻んでいこう。グリーン左は傾斜になっていてこぼれやすい。また、グリーンは左から右に下り傾斜、芝目も強い。上りを意識して右側に乗せることが肝心。正確なショットで、パーセーブを第一に。

★15番H(Par4/B447yd、メイングリーン右)
晴れた日は遥か遠くに名古屋駅のツインタワー群も望めて絶景。気持ち良く打ち下ろせるミドルホール。距離はあるが、ランも期待できる。ベストポジションは左サイド。グリーンは受けているように見えるが、実際は奥に下っている。第2打はキャリーでグリーンに乗せると奥まで転がっていってしまうので、手前から攻めるのが鉄則である。


★18番H(Par4/B343yd、メイングリーン右)
第1打が川越となる距離が短いミドルホール。ロングヒッターはワンオンも可能である。バックティーからはグリーンが見えないので狙うのは林の間から見え隠れするバンカー方向となる。通常の攻めの場合は第2打は打ち上げ、手前の深いバンカーに気をつけて、距離をしっかり合わせたい。グリーンに傾斜はないがアンジュレーションと芝目が強いのでラインが読みにくい。

<コースPHOTO >