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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技報告<県オープン>優勝インタビューなど

2018/07/03(Tue) 00:10:56

「一日男」を返上、堂々の独走V、中村匡志プロ

ベストアマチュアは高校3年の荒木義和選手


第40回三重県オープンゴルフ選手権競技
2018年6月6日(水)7日(木)
会場/桑名カントリー倶楽部
距離/7280ヤード、Par72(第1日は7235ヤード)
参加人数/159名(アマ88名、プロ71名)(うち欠アマ4名、プロ2名)
決勝ラウンド120名(アマ56名、プロ64名)(うち欠アマ1名)
天候/第1日 雨、第2日 曇りのち晴れ
1979年に第1回大会を開催、今年で第40回の節目を迎えた三重県オープンゴルフ選手権競技は、名匠・井上誠一氏が手がけた難関コース、桑名カントリー倶楽部を舞台に繰り広げられた。
大会1日目は雨、あいにくの天候ではあったが、グリーンコンディションは11フィートと素晴らしい仕上がりだった。初日のトップは、6バーディ2ボギーの素晴らしい内容で4アンダーの中村匡志(フリー)、ただ一人のアンダーパーだった。2位には西悠太(グレイスヒルズ)紀平大樹(ローモンド)、アマチュアの荒木義和選手(リオフジワラ・津田学園高3年)と牧野祥大選手(員弁中3年)の4人が並んだ。86ストロークまでの120人が決勝ラウンドに進出した。
大会2日目の決勝ラウンドは、曇り空だった。2位と4打差でスタートした中村はスタートホールでいきなりボギーとしたが、その後は集中したプレーを続け、前半を終えて通算4アンダーで首位をキープ。2位は1アンダーに伸ばしたアマの荒木選手、さらにイーブンパーで杉浦斉(美都グループ)野嵜朗(南山)が続く状況だった。後半に入ると、後続の順位はめまぐるしく変わったが、中村は2バーディ2ボギーでイーブン、通算4アンダーでホールアウト。結局、一度も首位を譲ることなく独走Vを果たした
また、ローアマチュアは荒木義和選手ベストスコア賞(各日10万円)は第1日目68で中村匡志、第2日目68で野嵜 朗(南山)、小畑拓威(榊原)、さらにセカンドニアピン賞は1.35メートル、アマチュアの大山碩済選手(ライオンズ)が獲得した。
ベストスコア賞 左から小畑、中村、野嵜プロ
★表彰式


★副賞の多さは、三重県オープンならでは。
MGA加盟倶楽部と県連が総力をあげて運営する三重県オープンは、各スポンサーからの副賞の多さもとても魅力的な大会である。優勝の中村は第40回記念で増額された賞金300万円の他、シャープ60v型4K対応液晶テレビ<三重県ゴルフ連盟>、松阪肉10Kg<JA三重信連>、お米3年分180kg<(株)ミエライス>、中日新聞社賞トロフィー<中日新聞社>、宿泊券<清少納言>、三重さくらポーク1頭分<三重畜産(有)>と実に盛りだくさんの品々を手にし、帰りの車は嬉しい荷物で満杯状態だった。また、18番ホールで行われたセカンドニアピン賞は伊勢水沢牛10kgがミエ畜産(有)から、アマチュア選手も井村屋グループ(株)、ココパリゾートホテル、コスモ石油(株)、大塚製薬などからそれぞれ賞品が贈られた。
★三重県オープンに第1回から連続出場は、3人のベテランだった。
寺嶋拓夫プロ(四日市)
昭和16年生まれ、今年77歳の寺嶋プロ。「今から40年前は三重県のアマチュアで強い人たちがたくさんいて、三球会という会を作って毎月熱心に競技をしていたんです。当時はプロが少なかったから、その中に僕たちが入れてもらって一緒に試合をしていた。そのうちに、きちんと大会にしようと連盟の協力を得て生まれたのがこの大会」と三重県オープンが始まった経緯を教えてくれた。
寺嶋プロは中学生の頃、近くの志摩カントリークラブでキャディーのバイトをしていて、見よう見まねでゴルフを覚え、三重県では昼川三津男に次ぐ2人目のプロになった。三重県オープンは第1回に出口栄太郎プロに敗れて2位。その後、第9回、第12回も準優勝だった。「運がないのか、恥ずかしい話だけど優勝が一度もないんですよ。もう喜寿になったし、今は、ジュニアを教えることに力を入れています。その子達がこの試合に出て活躍したり、三重県の選手が優勝するのを見たいね」。今大会は股関節を痛め、第1ラウンドで棄権となった。
出口栄太郎プロ(鈴峰)
出口プロは昭和23年生まれの70歳。三重県オープンの第1回優勝に始まり、第3回、第6回、第8回、第17回と5勝、大会最多を誇っている。三重県では5番目のプロである。「夢中で40年が過ぎたって感じですね。若い頃はトーナメントに出ていたから、第1回はあんまり覚えていないんですよ。本当に長いけど、短い40年でしたね」としみじみ。「若い子に頑張ってもらわないとダメですね。ドライバーの飛距離は、考えられないところまでいくんだから、それをどう生かすか、ですね。この三重県オープンを踏み台にして全国で活躍して欲しい。僕自身は、余生を楽しんでゴルフして行きますよ」。
今大会は最年長で予選を通過したが、通算171(86、85)で112位だった。
寺嶋誠志プロ(三鈴)
出口プロを同じ昭和23年生まれの寺嶋プロは、兄の拓夫プロと兄弟で三重県を引っ張ってきた。「兄弟揃って出られたことは嬉しい。兄貴が出ている以上、弟の僕が出ないわけにいかなくて(笑)気づいたら、40回連続出場できましたね。三重県はこういう大会がずっと続いていて、本当に恵まれています。皆さんの努力の賜物ですから。若手がどんどん出てくるので楽しみですが、最近は三重県の選手がなかなか勝てないのが寂しい、スポンサーにも申し訳ないですから、もっと頑張って欲しいと思います」。現在、三重県プロゴルフ協会と中部プロゴルフ協会の会長を務める寺嶋プロは、中部のプロたちのために日々奔走している。
廣瀬1<インタビュー>
◆総合の部◆
「これでもう、1日男って言われないかな」
優勝 中村匡志(フリー) 140=68、72

雨の初日に6バーディ2ボギーの4アンダーで首位に立ち、2日間一度もリードされることなく初優勝した中村プロだが、初日が終わって、たくさんのメールをもらい、逆に緊張したという。「余裕だね、ってメールしてきた友達がいましたけど、10打じゃない、4打差なんて、あってないようなものだからね。だから、とにかく1球1球に集中しよう、落とさないこと、パープレーでいいと考えました」。
スタートホールで右の崖下に落とし、ボギー発進。「1番のティーショットは少ししびれてましたね。でも、4番と5番でバーディがきて落ち着きました。後半も10番で奥に外してナイスボギーでしたが、11番(548Y、パー5)で250ヤードのセカンドをクリークで2オンできてバーディ取れてホッとした」と悪くなりかけた流れを止められたことを勝因にあげた。その後、14番(445Y、パー4)でバーディを取り5アンダーにまで伸ばした。15番にあったリーダーズボードを見て、2位と3打差と確認し、「ゆっくりやろう」と思えたと言う。
岐阜中京高を卒業後、研修生になり、プロテストは3回目で合格した。現在30歳の中村プロは「自分なりに上に向かっている。一昨年はレギュラーツアーに挑戦したけど、ダメでした。去年はチャレンジに4試合ほど出ただけ。今回は中部プロゴルフ協会からの推薦で出ましたが、岐阜県民がなかなか出られない試合だけに勝ててすごく嬉しい。実は親からも「1日男」ってずっと言われていて、それを今回覆せたのが一番嬉しいんですよ、汚名返上できたことが(笑)」。
7月第2週にはこの桑名CCで中部オープンが開催される。平均290ヤードの飛距離を生かした中村プロの豪快なゴルフ、今回の優勝経験が大いに自信となることに期待したい。
2位 野嵜 朗(南山)  142=74、68(34、34)
3位 西 悠太(グレイスヒルズ) 143=72、71(38、33)
4位 小畑拓威(榊原)  144=76、68(34、34)
5位 西原健太(伊勢)  144=73、71(36、35)
◆アマチュアの部◆

「ここは、いつも練習させてもらっているコース」
優勝 荒木義和選手(リオフジワラ・津田学園高3年) 144=72、72

首位と4打差の2位タイで、最終組の一つ前でスタートした荒木選手。「1番で5メートルのバーディパットが入って今日はいけるかなって思ったんですけど、ロングの3番がボギーになってしまいました。ラインが読みきれなくて、やっぱり難しい桑名でした」と振り返った。前半を2バーディ1ボギー、後半は1バーディ2ボギーと、アマチュアながらナイスプレーを続け、初出場で初のローアマに輝いた。桑名CCは日頃から高校ゴルフ部の練習に使わせてもらっている馴染みのコース。「よく知っているコースだったから悔しい気持ちがあります」。インタビューをしている横で、父の東海男プロが言う、「今回、親子で出場したけど、もう息子の方が上手いよ。義和と言う名前は僕が信頼する東名古屋CCのインタークラブ監督の井上義和さんからいただいたものです。名前に負けないようにこれからも頑張ってほしい」。
2位 山中 頌選手(いなべ総合高) 148=76、72(35,37)
3位 中山絹也選手(リオフジワラ) 149=73、76(36、40)
4位 神農竣以知選手(桑名)    150=79、71(35、36)
5位 村田靖司選手(白山ヴィレッジ)150=78、72(37、35)
6位 牧野祥大選手(員弁中)    151=72、79(39、40)
7位 太田 聡選手(ローモンド)  153=77、76(38、38)
8位 市川 諒選手(三重高)    154=80、74(37、37)
9位 大山碩済選手(ライオンズ)  154=76、78(39、39)
10位 金川雄斗選手(津田学園高)  154=74、80(40、40)
◆ベストスコア賞◆
野嵜 朗(南山)  142=74、68 2位
第2日に68をマークしベストスコア賞を獲得した。「スタートの1番、2番でバーディがきて、イーブンになった。目標に早くたどり着いたから設定を、攻めていこうと切り替えました」。10年前に桑名CCで開催された三重県オープンでも2位だった野嵜プロは「相性がいいというより、返り討ちにあった感じ。優勝しなきゃね」と悔しがった。
小畑拓威(榊原)  144=76、68 4位
第2日に68をマークしベストスコア賞を獲得した。5バーディ1ボギーだったが、「ショットはまずまず、パットが入った分スコアになりました。昨日は全く入らなかったから・・・。イーブンパーを目指していたので今日の目標は達成しました」。
◆セカンドニアピン賞◆
大山碩済選手(ライオンズ) 1.35メートル 154=76、78
ピンの真下、1.35メートルにつけてニアピン賞を獲得。「今日の初バーディがそれで、賞を取れるなんて嬉しいね。肉がもらえるんでしょ、楽しみ」と大山選手。賞品は、伊勢水沢牛10kg!!おめでとうございました。